前回の予告通り、4月28日に発売された注目のハイボール缶2種をさっそくハシゴして手に入れてきた。
仕事の合間にローソンとファミリーマートを回り、無事に2缶ずつ確保。夕方にファミマへ寄った際、驚いたのが「白州」の180mlミニボトルが4本すべて残っていたことだ。以前なら即完売が当たり前だったが、値上げの影響か、まさか売れ残っているとは思わず正直驚いた。
そんな「白州の異変」を感じつつ、本題のハイボール缶2種をじっくりと比較していく。
① 嘉之助 シングルモルトハイボール(ローソン限定)
1. 開栓した瞬間、驚くほど「メロン」
プルタブを開けた瞬間、鼻をくすぐるのは確かなメロンのような香りだ。嘉之助蒸溜所の原酒は、完熟メロンやバナナのようなエステル香が特徴と言われるが、まさにその個性がしっかり表現されている。ただし、メロン感があるのは最初の香りだけで、味わい自体にメロンの甘みがあるわけではない。
2. まずはそのまま(キンキンに冷やして)

アルコール9%だが、安いハイボール缶にありがちなトゲのあるアルコール感ではなく、しっかりとしたウイスキーの厚みが伝わってくる。
3. 氷を入れて飲む

炭酸が弾けるとともに、うっすらとメロンの香りが再び顔を出す。全体的にまろやかになり、非常に飲みやすい。缶ハイボールであることを忘れるような、本格的な仕上がりだ。
4. 良くも悪くも「値段相応」
かつての山崎・白州ハイボール缶が発売当初660円だったことを考えると、現在の相場ならこのクオリティで660円は十分「アリ」。しっかり値段相応の仕事をしてくれている。
② アマハガン ウイスキーハイボール 神の雫(ファミマ限定)
1. 開けた時の香りは「ほんのりフルーティー」
香りはそこまで強くなく、よく嗅ぐとほんのりフルーティーさを感じる程度。嘉之助のような分かりやすいインパクトというよりは、繊細なニュアンスだ。
2. まずはそのまま(キンキンに冷やして)

一口飲んで感じるのは、とにかく「めちゃくちゃ飲みやすい」ということ。クセが全くなく、ウイスキー初心者でも抵抗なく飲める味だ。ただ、その分普段から飲み慣れている身からすると、少し水っぽく、パンチが弱いと感じる面もある。
3. 氷を入れて飲む……のはおすすめしない

試しに氷を入れてみたが、余計に水っぽさが強調されてしまい、個人的にはダメだった。この繊細なバランスは、氷で割るのには向いていない。
4. ベストな飲み方は「缶のまま」
このハイボールは、グラスに注がず缶のまま飲むのが一番いい。8%という度数と、プルタブの小さな注ぎ口から少しずつ口に広がる感じが、このハイボールにはちょうどいい。そのまま、缶飲みで楽しむのが正解だ。
まとめ
嘉之助は、しっかりとしたウイスキーファンも満足なハイボール缶。
厚みのある味わいと、特徴的なメロンの香りを堪能したいならこちら。600円台出す価値のある満足感だ。
神の雫は、ハイボールの入り口として。
とにかく飲みやすさ重視。コラボをきっかけに「長濱蒸溜所」のアマハガンを飲んでみるきっかけとしては最適だろう。
4月28日のハシゴ酒。まずは嘉之助でウイスキーの深みを味わい、その後に神の雫をカジュアルに流し込む。これが、無理のない「大人のハシゴ」の最適解だったと言える。

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